あの猛吹雪の季節もどうやら終わりを告げたような・・・
たぶんそんなような・・・・
そう思いたい、窓越しに見ると春の様な本日。
実はすっごく寒い。
昨夜の気温は絶対にマイナス10度以下。
計ったわけではないけれど、体感でわかる。
そしたら今朝の天気予報で、最低気温マイナス13度。
ほらな。
やっぱりな。
で、すっごく晴れてる今も、たぶんマイナス。
でも、確実に雪は減って、春が近づいている。
雪国の春は、やっぱりいい。
皆様お元気にお過ごしでしょうか?
あっという間に年が明け、もう2か月目も終わろうとしている本日。
卒業だとか年度末だとか何かとバタバタ。
そんな中で、何年も何年も何年も呪文のように唱えてきた
「今年こそは片づける」という言葉をようやく先月から
少しずつ実行し始めました。
断捨離ってやつです。
それも、「断捨離やりますっ!」的に始まったわけではなく、
台所に立っていてふとカウンター上に置いてあるものに目がいき
「これ、ここにある必要ある?」と思ったのがきっかけ。
毎年毎年思っていたのに一向に進まず、なぜ今年はいい調子に進んでいるのか。
自分でもよくわかりません。
ただ、何年も何度も手放すことを躊躇していたものを
今年はなぜかすんなり手放せるんです。
たぶん、『その時』が来たんだと思います。
“思い入れ”があって手放せないのはいいんです。
だって思い入れがあるから。
でも、“執着”とか“呪縛”とか自分でつけた“いい訳”とか“こじつけ”とか
そういうモノに結構縛られていて、
なので、漸くそんなものがいらなくなったのでしょう。
台所から始まり、収納2カ所、そして玄関へ。
玄関収納からすべてのモノを出しました。
あきちゃんのものは普段使っているモノ、
捨てていけないことがわかっているモノ以外は“待機所”へ。
“待機所”とは別部屋で、自分のもの以外は要不要が微妙で下手に判断すると
血の雨が降ると悪いので(笑)、全て待機所に並べてあります。
まだ諸々仕事に追われている日々なので、落ち着いたときに一個一個判断してもらいます。
自分の靴を次々に片づけて行き、あるサンダルを手にしました。
それはもう10年以上前。
父が東京の病院に入院した時に、毎日病院に通うのに歩きやすいモノを探していて
とある靴屋さんで買ったものでした。
靴底は減り、裏布の部分もボロボロで、履くとそのカスが足についてしまう。
そんな状態なのに捨てられなかった。
それを見ると、満員の電車の苦しさとあの日の暑さ、
電車に乗ると咳が出る母に駅についたら必ず買っていたペットボトルのお茶、
必死だったこと、辛かったこと、不安だったことが思い出され、
でも家族で頑張っていたことも思い出されて、
そんな色んな気持ちが、それを手放せなくさせていたのだと思います。
そのサンダルも、今年は迷うことがなかった。
気持ちを込めて、感謝して、ちゃんと手放すことができました。
多かれ少なかれ、モノに対しては思いがあり、
そこに対してある種の『やり切った感』を持てると
きっとすんなり手放せるのかな・・・と持論。
そこに行きつくには、その人それぞれに必要な時間があり、
「こんなもの使うの?」と言われても、
手放せないときは手放せないのだと思います。
モノが減ってきたことで、すこーしだけ気持ちに余裕が生まれてきた今日この頃です。
自分の中で『やり切った感』を持てる今年。
断捨離はまだまだ続く。
こいつらは
とてつもなく
元気です(笑)