自分の指があるのに冷蔵庫ドアを閉めてしまい
悶絶してしまいました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
Umekyonさん、やっぱり今年は指災難みたい( ̄▽ ̄;
さて、ちょいとお堅いタイトルですが、
難しいことではなくてね、
なつを迎えて、
“このぐらいの時のはるはどうだったかなぁ”と
思うことが多くなりまして、
ちょっと、回想しながら、
思うことを書いてみようかなって。
長いので、お暇なぁらぁ〜見てよねっ。
今、なつは6ヶ月。
まだまだ心も体もパピーですが、
はるがその頃の事を思い出すと、
なつはとてつもなく安定しているように思うんです。
パピパピでわちゃわちゃしているのはもちろんなのですが、
なんというか、情緒が安定している。
なつが育ったのは
親兄弟姉妹、それに、その他大勢の中で、
母乳をいっぱいのみ、
兄弟姉妹どうし思いっきり遊び、
人ともたくさん関わって約6ヶ月弱を過ごしたわけです。
人に対して噛みついてくることも無く、
威嚇も無く、
持っている物を取り上げられても全く平気。
ご飯時にお皿に手を突っ込まれても、
食べてる途中で割り込まれても、
どこを触られても怒ることも唸ることもありません。
これ、あきちゃんがなつを迎えることを“よし”とした
大きな要因(笑)
とにかく、色んな部分で、安定していると思うんです。
はるがちょうどいまのなつぐらいの頃。
もう8年前になっちゃいますが、
私がはるに困り果てて、
週一回、片道2時間半の道のりを
トレーニングスクールに通っていた頃に、
トレーナーさんに向けて出したメールをまたしても読み返してみました。
確か以前もアップしたと思いますが、
も一度ぜひご覧ください。
今週の金曜日でレッスンも5回目になるのですね!
はやいなぁ・・・でも、どれだけ成長できたのだろうか(私が)。
このところ、ちょっと挫けそうな事が続いており、
「なんでなんだろう。どうしてそうなっちゃうんだろう。
何が悪いんだろう。」と落ち込んでおります。
というのも、お散歩に連れて行き、周囲に人がいないので
自由に遊ばせようとリードを放すと、
私のそばを歩きながら地面を匂ったりしているのですが、
だんだん気分が高揚してくるらしく、
私に跳び付き噛みを始めるのです。
「だめ!」と言って後ろを向いたりしても収まらないので、
首根っこを掴んでひっくり返し、馬乗りになって、
歯を剥き出しにしている口を力いっぱい押さえるのです。
一昨日は静まるまでしっかり口を押さえられれたのですが、
昨日は押さえそびれてしまい、指がちぎれるのではないかと思うほど
噛みつかれました。
あまりの痛さに、思わずお尻を叩いてしまいました(泣)。
はるが私に何を言わんとしているのか?
私の何が悪いのか?
それがわからず、せっかくお散歩に行っても、
私の気分は沈んで帰ってくることになってしまいます。
反抗期を迎えている事は確かだと思うのですが、
私の対応で何かが間違っているのではないかと
憂鬱な気分ですごしております。
噛むことさえなければ本当に良い子だと思うのですが、
けっこう致命的ですよね・・・
今をしっかり乗り越えなければ、今後良い関係を築いていくことができないと
思っているのですが、なんだかはるの気持ちが遠くに行ってしまっているようで悲しいです。
挫けてはいけないと思っているのですが、挫けそうです。
いつもお留守番の時間が長くなってしまうので、
お散歩は思う存分走る時間をあげたいと思っているのですが、
今の状況では私のお散歩への気分が乗らないのです。
だからと言ってお散歩に行かないわけではないのですが、
はるに対して若干の恐怖心も芽生え始めています。
こういう気持ちはきっとあの子にも伝わっているのでしょうね。
これではきっとはるもますますストレスがたまってしまいそうで可哀想ですよね。
せっかくメールできる時間ができたのに、沈んだ話ですみません。
なにかよい解決策はありますでしょうか?
何かアドバイスをいただければとメールさせていただきました。
よろしくお願いいたします。
あはっ。
悲惨( ̄▽ ̄;
この時に
MASUMIさんに辿り着いていれば
その後の苦労はなかったんだろうなぁ・・・
それに、リード、放しちゃってたりしてたんだなぁと
今更ながらに反省。
まぁ、諸々思うところはあるのですが、
今日ははるの犬としての部分。
(全部犬だってねぇ(笑))
はるは約2ヶ月で我が家にやってきたのですが、
ショップで見かけたのはその2〜3週間前。
ということは、1ヶ月ちょいで親から離されて、
ショップのガラス張りのケース棚に入れられていたわけです。
犬の社会化期で最も大切って言われてるのが
生後約3週から16週。
ってことは、その時期に、親から叱られたり、
兄弟姉妹と転げ回って遊んだり、
噛んだり噛まれたり、
そんな事をして、色んな事を吸収して、
成長していくわけです。
はるは、大事な時期のうちの
半分をガラスケースの中で、
残り半分は“どうにも出来ない飼い主”のもとで
のびのびと(?)育ったわけです。
もちろん、犬種的なもともとの気質とか、
はる自身の性質とか性格とか、
そういうものもあるのでしょうが、
あの頃のはるはとにかく不安定で(と私が思っていて)、
私にはどうにも出来ませんでした。
今考えると、私も不安定だったのだと思います。
人に向かってくるときは常に口を開けていたはる。
ぽか〜んとしていたわけでは無くて、
噛むこと前提だったわけです。
それを止めることが出来ず、
時間が経つにつれて身体は大きくなり、
噛む力も強くなり、
飛びつき噛みをするようになり・・・。
しつけ本には
「小さいうちから身体のあちこちを触ってあげると
どこを触られても平気になり、
病院の診察時や、爪切り等のお手入れの際に
楽になります。」
なぁ〜んてことが書かれていますが、
そのあちこちを触るために
血みどろにならなければならなかったわけで。
いやぁ〜( ̄▽ ̄;
どん底だった自分が蘇る(笑)
で、思うのが、その大事な時期を
はるが親兄弟と思う存分育っていたら、
いったいどうだったのだろうと。
なつと同じように、
犬同士でたくさん学び、
人ともたくさんふれあってきていたら、
どうだったんだろう。
服を破られることも、
体のあちこちが傷だらけ、
青アザだらけになることも
なかったのかな。
悩みすぎて何も無い壁を見ながら
涙が出てくることも無かったのかな(病気だって(笑))。
なにより、はる自身がもっと楽だったんじゃないのかな。
そんな諸々を考えていると、
やはり
ちび犬の時の育つ環境ってすっごく大事!
と思わないではいられないんです。
動物愛護管理法が改正されたとは言うものの、
その執行はとても緩やかすぎていて、
その改正の本当の大切さをどれだけの人が理解しているのか
ってことも考えずにはいられなくなってしまう。
偉そうなことを言っても、
私は、ちゃと責任を持って育てているのは“はる”と“なつ”だけですし、
早々に親から離されたって、
人から見てなんの問題も無い犬に育つことも多分にしてあるでしょう。
それとは逆に、とても良い環境で社会化期を過ごしたのに
人が犬を学ばないばかりに
犬を壊してしまうこともこれまた
多いのでしょう。
つい最近耳にしたばかりのお話では
なつの姉妹。
迎えたご家族が
ちょっと躾にナーバスになってしまったことで
犬が唸るようになってしまったと。
こういうことも多分にして起こります。
でも、「小さいから可愛い」的な感覚の人間が
あまりにも多すぎて、
その一時だけの可愛さだけを見てしまうことで
犬はしなくても良い苦労をして、
ある人はとてつもない苦労を強いられて、
ある人は無責任な行動に出たりするのも事実なんです。
この社会化期がもっと大事にされることで
防げることが山ほどあるんではないかなと。
犬との生活が楽しくない日々って本当に辛い。
可愛いのに可愛くない。
可愛がりたいのに可愛がれない。
大事にしたいのに怖くなってしまった。
こんな思いをしなければ、
手放す人の数も減らせるんじゃ無いのかな・・・。
なんかちょっととっちらかった感ありありなんですが、
要するに、
なつを育てるのは色んな意味で
楽(しい)!
ってことです(笑)
こんな事を思えるのも、
はるとなつに出会えたからで、
こんな思いも私の宝物だったりするわけですが。
さて、今宵は、この辺で、お開き。